
本日から就航した青森~函館間を結ぶ高速フェリー・
ナッチャンRera
総重量約10,000トン、全長112m、船幅30.5mの世界最大級のフェリーで、最大搭載人員約800名、普通乗用車換算で約350台の車両を運ぶことができる。
今まで4時間近くかかっていた時間が、なんと1時間45分で津軽海峡を移動できる!!
105分と言い直すと非常に短く感じますね!CD2枚も聞いてれば着いてしまうのです(笑)
これはすごい事です。

内部もCAFEなどが設けられており、一気にお洒落になった。
シートもビジネス・エグゼクティブクラスと飛行機並みの充実ぶり。
この航路を使用した方ならお分かりと思いますが、既存の船は椅子等は殆ど無くカーペット敷きの小上りで体育座りを強いられる。
少し遅れて乗船しようものなら、小上がりにも座れない状態(シーズンにもよります)
我先に!と乗り込む理由が理解できる。
2年前、深夜1時の便に乗った時、難民船か?と云うほどの環境に愕然とした。
その時、頭を過ぎった映画は”トラック野朗!第1作 御意見無用 ”
なんせ良い意味でも悪い意味でも50年代の昭和だった
荒くれモノのトラック野朗が一升瓶片手に、誰かにくだを巻くシーンがすぐさまイメージ出来た(笑)
その荒くれた船内を恐る恐る移動し場所探し・・・なんとか2人分は確保できた。
体育座りでやっとスペースが確保できるくらいなのだから、皆が横になれば溢れ出る人がいるのは当然なのです。
溢れ出た私と息子は車に戻り、ワゴンの荷室をフラットにして寝た記憶がある。
その当時パサートワゴンだから出来た芸当であるが、今のA4 AVANTだと相当に厳しいと思われる。

エクステリアデザインも良いですね!今(21世紀)を感じさせます。
小学校のとき見た”未来の乗り物”に出てきたようなデザインです。
ペイントされているイラストは頂けませんが。

フォークストン(イギリス)~カレー(フランス).
ユーロトンネル・ユーロスター
車運搬用シャトル列車 Le・Shuttle
電車に車ごと乗り込んでドーバー海峡を渡ってしまう素晴らしい移動機関。

これがユーロスターの車専用エントランス
。車文化が発達したヨーロッパだけにさすが合理的です。
鉄道も青森~函館は青函トンネルで結ばれているのだから、本来ユーロスターの考えが正しい訳です。
これが日本でも実現すれば、本州~北海道を気軽に行き来できるはずなのですが・・・
フェリー会社の死活問題、政治、諸々の利権など私たち消費者には見えない問題が複雑に絡み合ってるのでしょうから難しいのでしょうね~
・・・・・ナッチャンReraによって時間短縮が出来ることは、旅人にとって非常に嬉しいNEWSです。
あとは料金をもう少し安く設定してくれれば言うこと無しなのだが。
お金で時間を買う時代だから、これは致し方ないことか!?
来年の夏にはこの船にオープンカーを乗せて北海道を旅したいものです。イヤッッ!します!!
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