
15:10 レストランBIO-Sを離れ、今度は宿がある車山へとハンドルを切った。
この辺りの地理には全く自信がないので、ていしあさんにナビゲート役を頼んだ。富士川に沿って走るR52は非常に気持ちよい道だ!気温がもう少し低ければオープンにしたかったのだが、外気計は33℃を指している・・・前を走るオープンの猛者たちもこの日ばかりは流石にクローズ状態。
道は何時しか中部横断自動車道~中央道に変っており、順調に車山に近づいていた・・・ここまでは一応順調であったが、私の勘違いで30分程のロスを発生させてしまった””汗

19:20 宿から催促の電話が入り少し焦りながらも何とかゴール。
チェックを済ませるとオーナーさんが
”もうこのままレストランに入って下さい!20時にはシェフが帰ってしまうので、お願いします”
帽子被ってて 頭ぺちゃんこだし、汗をシャワーで流したいところをグッと我慢。。
4人は慌しくレストランへ。

ワイン選びもバタバタでした。。


ブルゴーニュ産エスカルゴ マグレシェシェポアブル添え生ハム
これ3度焼きなおしたエスカルゴね!オーナーさんが一言・・
でも非常に旨い!エスカルゴって何年ぶりだろう?
味わいながら食べてると、”2皿目をお持ちしますので、少し急いで下さい!”ハイっとしか言えませんでした。
生ハムは比較的厚切りで噛めばシッカリ味が染み出てきて
お酒が進む。
20分程で計3皿をやっつけ(メチャハイペース)此方も空気を呼んで必死に”巻き”で行ってますよ!の感じを汲み取ってもらえたか分からないが、オーナーの表情を見ると、”このペースでは 8時に ここを封鎖することは出来ませ~ん!”(少し織田裕二風に)と心の叫びが聞こえて来そうな気がした。

フィレドブッフのフォアグラソース添え
メインが到着したのは開始から25分経過した頃だった。
私はもう、お腹が膨れてきたのでお肉は1/4を食べ、スナフキンさんにヘルプを求めた。
デザートまで45分と云う異例のスピードで終了
わんこそばの様なフレンチを体験することが出来た(笑 なかなか貴重な体験です。

20:30
無事閉鎖され、平成を取り戻したレストラン。
私たちのせいでバタバタさせて、スタッフの皆さんスミマセンデシタ。。

あの2時間のロスが無ければ、会話と食事をもっと楽しめたのに~ 悔やんでも仕方が無い。
その分と云っては何だが、部屋呑みは非常に濃い時間を過ごしました。

一夜明け、朝食はレストランに一番乗りしゆっくりといただき、
周辺散策した後次なる目的地へと走り出しました。
フランス人シェフが作る本場の味を求めここにやってきたのだが、噂どおり夕食は、味付け 量 共にホントのフランスが楽しめるし、更にワインがとても良心的価格で好感がもてます・・・・ロウソクを灯すレストランの雰囲気も大変良いと思います。
8年前のヨーロッパ グランドツーリング

しかしオーベルジュを見極めるもう一つの基準 ”朝食”はペンションレベル。(決して悪くは無い)
ただこのプライスを考えたら致し方ない事だが、少し残念な所でもありました。